どうもてらさんです。
今回はポーク構成について詳しく書いていきます。
ポーク構成
構成の目的
ポーク構成の目的としては
- 相手より射程が長いことを利用してポークでヘルス差を作り、集団戦を有利に始める
- ポークで相手をリコールさせてオブジェクトにつなげる
以上の2点が主な目的となります。
このためポーク構成の要となるのは、射程が長く範囲攻撃持ちのメイジのヒーローになります。セレスや
マグナスですね。
構成の強い点
ポーク構成の強みは
- キルゾーンが広い
- 固定された戦闘に強い
例えば格闘技をやっている人とは、正面からの組み手で勝てるはずがありません。しかしパチンコなどで遠くから攻撃し続ければ、あとが恐いですが嫌がらせができます。
何が言いたいかというと、遠くから攻撃できるということはそれだけで大きなアドバンテージということです。
特にパワースパイクを迎えたメイジヒーローはPSにもよりますが、イニシエートを完璧に決めなければポークの範囲から内側に入れないです。
そして固定された戦闘、タレット前やジャングルでの集団戦での圧力はとんでもないです。
例を挙げるとタレット前での圧力についてはやまのべさん命名サムエルの漂流マウント、ジャングルでの集団戦は
ウォーホークのULTによる範囲攻撃が非常に協力です。
前に出ることを許さず、相手が判断に迷っている間にヘルス差を作られ、オブジェクト差をつけることができます。
構成の弱い点
ポーク構成の弱点は
- アサシンヒーローが思い切り刺さる
- 強力なイニシエートに弱い
ポーク構成の要でもあるメイジヒーローは、基本的にとても柔らかいです。なのでアサシンヒーローが思い切り刺さります。
アンカや
レザといった代表的なアサシンヒーローは、ブリンクスキルを持っているので、スキルが当たらないです。
そして一瞬で近づいてバーストダメージでキルされるので、何もできないまま負けてしまいます。
またフォートレスや
ライラといった強力なイニシエートスキルを持つヒーローも苦手としています。
どれだけ距離があったとしてもそれをなくされてしまえば、ただ柔らかいヒーローになってしまいます。
実際にポーク構成を考えてみた
なら実際の試合ではどんな構成がいいのか、先ほどの強みと弱点を踏まえて考えていきます。
TOP
TOPにはメイジヒーローの強みでもある範囲攻撃を生かしたいので、範囲CC持ちや弱点のイニシエートに対して無効化できるディスエンゲージ能力のあるタンクヒーローを採用します。
ランスは範囲CC持ちである程度イニシエートに対しても対応できるのでポーク構成の時は相性がいいです。
そしてAスキルの刺突とULTのコンバットロールは、直線状の相手にダメージを与えることができるので、レーン戦であっても耐えることができます。
トニーはパッシブの効果でバリアを張れるので、固いヒーローであるのと、ULTをディスエンゲージとして使えるのでこちらも相性がいいです。
Aスキルも使いようによっては、イニシエートしてきた相手を止めることができるので強力です。
MID
ポーク構成の要でもあるMIDレーナには、相手の射程外から攻撃できるポークの能力が必須になります。
セレスは昔からポーク構成の代名詞といっても過言ではないほど使用されて、強力な印象を与えてきたポーク構成の双璧を成すヒーローです。
Aスキルの範囲攻撃はもちろん、ULTの全レーンに対する影響力はとても強力です。
スカーフもセレスと同じくポーク構成の双璧を成すヒーローです。
AスキルからのBスキルのバーストダメージも強力で、ULTのドラゴンブレスはあの範囲に対して、効果時間が長くかなり火力が出ます。
BOT
ポーク構成のBOTレーンには①射程が長いヒーロー②ディスエンゲージ能力のあるヒーローの2択だと思っています。
まずはレベル12でULTをオーバードライブすればトップクラスの通常攻撃の射程を持ち、小さいながら範囲に対してダメージを出せる
バロンです。Bスキルのジャンプジェットは、攻めにも逃げにも使えるという意外と使い勝手のいいスキル。ULT荷電粒子砲は赤バロンであってもかなり火力が出ます。
シルバーネイルは耐えることに対しては、武器レンジヒーローとして唯一といってもいいほどです。
Aスキルの杭は事前に設置しておけば急なダイブにも対応できますし、いざとなればULTの非難で突き飛ばすことができます。
JG
ジャングラーはTOPと、タンクの数とディスエンゲージ能力のあるヒーローの数を調整できればいいと思いますが、各レーンに寄ったときに多少はガンク能力があったほうがいいと思うので今回はタンクを採用してません。
バティストは、対メレーヒーローに対してかなり強力なヒーローです。
パッシブとAスキルの回復、BスキルとULTのCC、特にULTの恐怖の亡霊は相手の行動すべてを阻害するので、とても強力です。
イルバは、ブーツinからのA→Bスキルのコンボが目立ちますが、相手が突っ込んできてくれれば、ブーツを使用することもなくコンボを決めることができるので、ポーク構成の時のジャングラーとして相性がいいです。
ULTの範囲CCは意外と範囲が広いので、かなり足止めできます。
SUP
TOPにタンクを置いた理由は、SUPにライラやローレライを採用したかったからといっても過言ではありません。特にライラはポーク構成をするときのベストSUPだと思っています。
ライラはポーク構成の時、Aスキルの回復でダメージトレードをなかったことにできるので無類の強さを発揮します。
Bスキルの魔道結界は移動スキルを封じることができるので、相手のイニシエートを止めることができポーク構成と相性がいいです。
ローレライはAスキルとBスキルのCCが優秀で、範囲攻撃持ちのメイジヒーローと合わせたときの圧力はとても強いです。
また、相手がダイブしてきたときにULTで非常に強力なバリアを張ることができるので、味方を守ることにも長けています。
試合の運び方
立ち回り
自分たちから集団戦を仕掛けるのは基本的にNGです。
特にポークをする前に突っ込むのはこの構成を組んでいる意味が全くないので、まずは相手のヘルスを安全な位置から削っていきましょう。
これでヘルスを削ることができれば相手に①イニシエートする②リコールするの選択を強いることができます。
この状態になったとしてもやることは基本同じです。相手が迷っている間にヘルスをどんどん削っていきましょう。
①イニシエートを相手が選択した場合
焦る必要は全くありません。もともとヘルス差のついている中での集団戦なのでCCをうまく使って足止めをして、キャリー陣の間合いを常に維持できるようにしましょう。
ここでCCを同時にかけるのではなく、事前にこのイニシエートに対しては誰が対応するか決めておくといいです。
これをしておくと相手の反射を見る余裕が生まれ、1つのCCが防がれたとしても次のCCで足止めできます。
②リコールを選択した場合
ここではまずリコール阻害をしてみましょう。相手が引き気味になっているときには貪欲になるのはMOBAの基本です。
ただこれが誘い込むための罠であった場合があるので、一気に前線を上げるのではなく注意深く慎重にリコール阻害をしましょう。
最悪リコールされたとしてもオブジェクトにつなげることができれば十分なので、リコール阻害をするのかオブジェクトにつなげるのかの判断は迅速に行いましょう。
ポーク構成でやってはいけない事
ポーク構成でやってはいけないことは先ほども書きましたが、
ポークをする前にイニシエートすることです。
ポーク構成のはずなのにポークをする前に集団戦が始まってしまう…。最初に書きましたがポーク構成の強みは、相手の射程外からポークによってヘルス差をつけることです。
なのでポーク構成で真っ先にイニシエートすることは、構成の強みを消していることを理解してください。
他にもタンクを担当するヒーローは前に出すぎてしまい1人だけ浮いていることが非常に多いです。
このタンクが前に出すぎることによって集団戦の形が前に伸びることになるので、横から出てくるジャングラーやブレポを溜めた武器キャリーにダイブされて集団戦に負けてしまいます。
さいご
最近MIDをやっているとポークしたいのに理解してもらえないので今回こういった記事を書きました。
MOBAは知識が勝率に直結するので、構成についても知っておくといいですよー
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