ジャングル周回の基本
ジャングルの周回ルートとは、効率よくジャングルモンスターを狩るためのものです。
簡単に書くと↓のような感じです。
ジャングルモンスターのスポーン時間が同じなので、ジャングルモンスターをTOPまたはBOTから逆サイドに向けて狩るのが移動時間の無駄が減ります。
実際の試合では構成などで周回ルートを変える必要がありますが、まずはジャングルモンスターはスポーンまたはリスポーンしたのをなぞるように狩ると効率がいいよーという事です。
実際のジャングラー事情
最初に説明したのは建前です。
「ジャングルにいるモンスターをジャングラーが全部狩っていいんだー!!」
そんなことをするとレーナーから⚠ピン連打をもらいます。
実際の試合ではジャングルモンスターをジャングラーがすべて狩ることはなく、バフや回復トレントなどはレーナーに渡すことがあります。
なので先述した自陣ジャングルの端から端まで狩るような動き方は基本的にないです。
どこまで狩ってよくて、どんな目的で狩るのかを説明していきます。
TOP回復トレント
序盤はとりあえずTOPレーナーに渡しておくかという事が多いジャングルモンスター。
回復トレントの価値としては、ジャングルモンスターの中では1番ゴールドと経験値が少なく、お金と経験値共にレーンミニオン3体と大体同じ価値です。
1週目はTOPレーナーに渡すのが1番無難な動きです。
理由としては、TOPレーナーに渡さないとレーンミニオンを狩ること以外に最序盤のTOPの役割がなく、下手にTOPをプッシュしてしまうと相手BOTレーナーにレーンをプルされ続けて、ガンクの餌食にされます。
他にも回復トレントはジャングルモンスターの中では価値が高くないので、①回復トレントを狩ることで周回が遅くなる②レベル差にあまり影響しない、といった理由もあります。
まあTOPレーナーに渡すのが1番無難です。
青バフ
MIDレーナーに渡すのがもはや常識と言えるほど、ジャングラーが狩る事が少ないジャングルモンスター。
青バフには体力&エナジー回復に加えてバフの効果にクリスタルダメージ増加と体力吸収が付くので、小規模な集団戦が起こりやすいMIDレーナーには必須になっています。
渡さないとMIDが押し込まれて相手MIDとSUPにローミングの機会を与えてしまうので、渡したほうが結果的にプラスになります。
MIDレーナーがそもそもレーニングが上手くなかったり、青バフを渡すメリット以上に活躍できる自信があるなら取ってもいいかもしれません。
双子
ジャングルモンスターの中で1番経験値を獲得でき、唯一回復効果を得られないジャングルモンスターでもあります。
個人的にジャングルモンスターの中で1番重要だと思っています。
基本的にジャングラーも火力を出すのであればレーナーに渡しませんが、TOPやMIDレーナーのレベルで有利を取りたい時などは渡すのも1つの考えです。
例えばTOPでミホなどのULTがパワースパイクになるヒーローの場合、レベル5の段階で1度双子を渡すとレベルが先行でき、キルタイミングになります。
別にキルが狙えなくても基本的に1v2を強いられているTOPで、パワースパイクを迎えたヒーローならば耐えることもでき、その間に他の場所で有利を作れればそれも渡したことによる有利です。
レーナーのパワースパイクによっては渡してみると面白いかもしれません。
ゴールドオーク
ジャングルモンスターの中で、かなり名前がころころ変わる1番お金を獲得できるジャングルモンスターです。
ジャングラーはゴールドオークを狩らなければビルドを積む事がとても辛くなります。
(まあ、昔はゴールドオークまでもMIDレーナーに渡す時期もありました。ジャングラーって大変だね)
基本的にゴールドオークを渡すことはないです。
例外としてはジャングラーが完全に潰されてしまって、お金を獲得したとしても試合で活躍できない時はレーナーを育てる判断をすることもあります。
赤バフ
お金や経験値や回復などは先ほどの青バフと同じで、赤バフは武器ダメージの増加と相手にスロー効果を与えられるバフ効果を持ちます。
序盤はスロー効果がガンクに大きく影響し、1週目であればジャングラーが獲得しますが、2週目からBOTのWPキャリーに渡すことが多いです。
これに関しては青バフと同じで、ジャングラーがキャリー出来るなら赤バフを狩ってもよく、出来ないならおとなしくBOTに渡したほうがいいです。
BOT回復トレント
こちらの場合はBOTレーナーに渡すと、お金と経験値だけでなく体力とエナジーで相手TOPレーナーと差が付きます。
理由としては最序盤のBOTレーナーにとって回復トレントは硬すぎるからです。
ヒーローにもよりますがTOPとBOTに採用されるヒーローで回復トレントを狩った場合、TOPで採用されるヒーローの方がファームが速いです。
なのでレーニングを先に始められてわずかですが経験値差ができます。
さらに回復効果を合わせれば体力Maxの状態でTOPレーナーはレーンに来て、BOTレーナーは回復効果を合わせても体力が削られていることもあります。
BOTの回復トレントに関しては基本的にジャングラーが狩り、BOTレーナーの体力状況を見て渡したりするといいかもしれません。
周回ルートの組み立て方
周回ルートの組み立て方には、その周回ルートの動きをした場合にどんな有利が取れるかが基本です。
パワースパイク
自分の使うヒーローのパワースパイクを知っておく事はもちろんで、どのジャングルモンスターを狩ればレベルが上がるのかを知っておく事までが大切です。
これに関してはパッチによって経験値が修正されるので、自分でプレイしてみてパワースパイクまでどれくらいかかるのかを知っておくといいです。
4.5パッチに関してはゴールドオーク→赤バフを狩るとレベル2になることができ、多くのヒーロー共通のレベル2ガンクの周回ルートでした。
レベル6や8など1度ジャングルをすべて狩ったとしても届かない場合には、どのジャングルモンスターを何回狩ればいいのかを考えて周回ルートを組み立てます。
BOTを育てる
ジャングラーがBOTによく顔を出すのはBOTによく採用されるWPキャリーを育てたいからです。
WPキャリーは伸びしろがあります。
序盤は場合によってはキャプテンに殴り負けることがあるかもしれませんが、育てば水を得た魚のように生き生きとします。
なので最初に出てきた画像で、青のルートをなぞるような周回になります。
相手が侵入してくる場合
相手が自陣ジャングルに侵入して来る場合に対して、対処するための周回ルートは大切です。
相手の現在位置を把握して、出会わないようなルートを考えます。
ジャングルモンスターを奪う事について書いた記事で詳しくは↓
さいご
ジャングラーをやるのであれば周回ルートを考える事は、そのヒーローがどうやったら活躍できるのかを考える事だと思っています。
自分の使うヒーローが活躍できる周回ルートを探してみると面白いですよー
コメント