ベイングローリー中級者講座~3v3と5v5をミクロとマクロで捉える~

Vainglory

どうもてらさんです。

今回は3v3と5v5の違いをミクロとマクロの考えを合わせて書いていきたいと思います。

ミクロとマクロとは

ミクロ

ミクロとは小さい視点でプレイをとらえることで、簡単に言うとPS(プレイヤースキル)のことです。スキルを当て続けられるスキル精度であったり反射ブロックを確実に押せるハンドスキルがPSと呼ばれるものです。

ベイングローリーでは課金で強くなる要素がほとんどないのでPSの差が試合の勝敗に関わってきます。

なのでベイングローリーでランクを上げるためにはこのミクロの上達は必須です

ではどうやったらミクロ(PS)を上達させることができるかというと、一番簡単なのはとにかく経験を積むことです。

スキル精度であればスキル範囲が表示されなくてもこの距離なら当てることができると分かるくらい経験すれば、相手が射程範囲に入った時の反応速度が上がります。

相手の行動というかベイングローリーにはある程度セオリーがあるのでそれを一瞬で読み切って行動する、一つ一つの行動を当たり前のレベルまでどれだけ持っていけるかがミクロの上達につながると思います。

他には上手い選手の動きを真似るといいと思います。上手い選手の動きには謎に見える部分があるかもしれませんが、その動きには積み重ねた経験による判断が基づいているのでとりあえず真似てみるといいです。

真似てみて上手くいったときになぜ上手くいったかを考えて、そこで答えを出すことができればランクなんて簡単に上がります。

日本であれば5v5はVCC、3v3であれば非公式の大会でレベルの高い動きを見れますしミラティブなどの動画配信アプリで上手い人を探すのもいいかもしれません。

海外であればL3oN選手やHami選手の動画がYouTubeにあるのでそちらも見てみると面白いです。

マクロ

マクロとは大きな視点でプレイをとらえることで、簡単に言うと戦術のことです。オブジェクトのタイミングやチームの構成などになります。

戦術を理解していないとどれだけ対面の相手に勝ったとしても人数差やオブジェクトなどで試合に勝てないこともあるので、戦術を知ることで勝率が上がることもあります。

マクロの上達の方法としてはとにかく知識を増やすことです。知識の増やし方として一番効果的なのは公式のゲーム大会の解説を聞くことだと思います。

事実自分はVG8の大会で、もくそんさんの解説をほぼ毎週聞いていたからマクロの動きを知れました。場面は違うかもしれませんが基本的な考え方さえ知ることができれば少しづつですがランクも上がっていきます。

また公式の大会に出るチームは本当にグループアップといった点で明確な目的をもって行動しているので、試合を見ている側からは何気ないプレイの一つかも知れませんが全てをつなげてみるとどれだけきれいな動きをしているか分かります。

最近の試合であれば第5回VCCの決勝戦GGnewtype2nd vs ErinaceusのG2nd側の動きがとてもレベルの高いものでした。

レベル6で非常に強力なULTを解放できるグランプジョーを育てて、MIDに圧力をかける動きをして、有利を取れたところでタレットを折り他のレーンに流れるように有利を広げる動き、お手本のようなスノーボールで流石大きな大会を経験しているチームだなと思いながら見ていました。

マクロの動きは正直地味なものが多いですが、PSと並んで勝利するために必要な要素の一つです。ランクの壁にぶつかったらマクロの動きについて調べてみるのもいいかもしれません。

5v5と3v3の違い

結論から言うとミクロ>マクロでミクロが重要視されるのが3v3です。ミクロ<マクロでマクロが重要視されるのが5v5です。

3v3とミクロ

3v3でミクロの要素が重要視されるのは試合に参加できる人数の少なさとマップの狭さが理由です。

3v3ではベイングローリーの試合で必要な役割であるキャプテンとジャングルとキャリーが1人ずつになるので、それぞれのプレイヤーが役割を果たさないと大きな弱点になってしまいます

なのでマクロの戦術よりも試合で役割を果たせるだけのPSがないと試合に勝てないです。

そしてマップが狭いのでレーンであってもジャングルであってもオブジェクトであったとしてもとれる有利が少なく相手にも気づかれやすいので、集団戦に勝たないと有利を大きく広げることができません

これらの理由によって3v3では試合に勝つために集団戦で勝つことが必要なので、ミクロの要素であるPSが重要視されています。

実際3v3では高階層のプレイヤーの動きはまさにレベルが違うといっても過言ではないです。

VG8という大会で、ACEGamingのScoSa選手のクルーシブルは見えていればどの距離であっても反射できるハンドスキルを持っていて本当にPSが高いです。

あそこまで毎回毎回クルーシブルできる選手はなかなかいないと思います。

そして見ている側も集団戦は基本的に派手なので分かりやすく盛り上がりやすいです。

集団戦では活躍している選手が目の前に映っているいるので動きがはっきりと分かり、技と技のぶつかり合いでMOBAというゲームジャンルの見どころの1つでもあります。

5v5とマクロ

5v5でマクロの要素が重要視されるのは3v3とは真逆で人数の多さとマップの広さが理由ですね。

もし対面の相手に有利を取れなかったとしても味方がとった有利を広げてもらえれば自分も育つことができます。

5v5では対面の相手との勝負ではなくチームとしてどうやって勝つかなので、多少PSがなかったとしても味方に寄ってもらうまたは寄って上げることで試合に勝つことができます

またマップが広いのでレーン管理で相手を振り回して集団戦で勝つことを目的としないスプリットプッシュといった構成ができます。

スプリットプッシュはまさにマクロの要素が強い5v5だからこそできる構成でしょう。どれだけ集団戦に強い構成を組んだとしても、タレットをどんどん折られてオブジェクトをとられてしまえば試合に勝つことは難しいです。

実際の大会であっても先ほど書いたG2ndの試合のようにPSに差がなかったとしても、試合をどうやって作るかによって5v5は勝敗が決まってきます。

なので5v5では集団戦よりも試合をどうやって勝利まで運んでいくかが重要になるため、マクロの要素である戦術が重要視されます。

ただ先ほども書きましたが正直地味なものになります。

配信などでも見ている側に知識がないとなんとなく試合が進んでいるなだけで終わってしまいますし、そもそも情報量が多すぎるので知識があったとしても追いつかないこともあります。

ただ単純に大人数での集団戦だから派手だね~で終わるなら3v3で技の駆け引きをやっていたほうがマシです。5v5をやるのであればマクロの考えは必須だと思っています。

さいご

3v3ではミクロ、5v5ではマクロの考えが重要視されると書きましたが別に3v3でマクロ、5v5でミクロの要素が全くないわけではないです。

先日の3v3の大会のライトニング杯ではピックでも駆け引きが行われていましたし、相手がリコールしたタイミングでの金鉱の判断はとても早かったです。

5v5でも最低限のPSがなければ弱点になることには変わりないです。

とりあえずランクが上がらなくなった時にはどちらかの要素が足りていないと思うので、参考になればなと思います。

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